医療機器

医療業界の現状と業界動向

医療機関とはまた違い安定を見せている医療機器業界

医師の慢性的な不足、需要と供給があっていない状態の看護師、介護の現場も医療の現場も、今人材、施設共に全く足りていない状況にありますし、救急医療の問題や、過疎地域の医療施設問題など医療分野はさまざまな問題を抱えています。
これらの問題は高齢化が進むこの先、さらに深い問題になっていくことは必須です。

しかし、医療機器業界をみてみると業界規模は年々向上していて、右肩上がりです。
平成25年から26年度においては、2兆円以上の業界規模数となっていますので、なかなか上昇しない日本経済を考えるとこの数字は医療機器業界が非常に「好調」であることを示しています。

景気の動向を受けにくい医療機器業界

どの企業も景気が悪くなれば自然と経営状態が悪くなっていきます。
しかし景気の影響をあまり受けないといわれているのが医療機器業界です。
医療施設などは景気が悪くなると、検査を後回しにしたり、ちょっとした体調の変化位では病院へ行くことが亡くなるなど、余裕のない生活のために症状を我慢するという傾向がみられ、景気が悪くなると病院など医療施設を訪れる人が減少します。
従って医療施設などは医療分野の中でも景気の動向を受けやすい分野といえます。

しかし医療機器業界は景気の動向をほとんど受けず、その研究や開発は進められています。
世界的な金融危機といわれた平成20年も医療機器業界は他の業界とは全く違い、「伸び」を見せていたくらいです。
医療機器業界は不景気にも強いという事で、最近は多くの別業種企業が医療機器開発に参入し、これまで聞くことのなかったメーカーも多くなってきています。

これからさらに広がっていくと予想される医療機器業界

日本は少子高齢化、いえ、これから超高齢化を迎えていく国です。
日本のみならず先進国では高齢化が進行しているという現実があるため、これから先、さらに予防医学という観点に基づいた機器が研究、開発されていくことが予想されます。
病気になる前に病気を予防する、病気にさせない予防医学の為の検査機器などを高性能な物にしていく必要がありますので、医療業界の中でも医療機器業界に関しては、この先伸びを見せていく業界といって間違いないでしょう。