歯科医師の仕事内容について

歯科医師の仕事内容について

歯科医師の仕事内容

歯科医師の主な仕事内容は虫歯治療や歯周病治療。歯の詰め物制作、歯石除去や歯科検診、歯磨き指導などのこまかな業務内容は、歯科医院・病院などの勤め先によって変わってきます。

歯科医師が活躍できるのは一般歯科だけではありません。小児歯科や矯正歯科、インプラント歯科や審美歯科、歯科口腔外科など多岐にわたり、それぞれ仕事内容が少しずつ違います。

例えば、小児歯科なら子どもの成長に合わせた歯並びチェックや歯磨き指導、矯正歯科なら噛み合わせに関する治療・指導を実施。審美歯科では歯に沈着した色素を落とす治療、歯科口腔外科では歯に関する治療だけでなく顎関節症や口腔疾患の診療も行われます。このように診療科や勤め先の方針によって仕事内容が異なるため、就職・転職活動を始める前に歯科医師として具体的にどんな仕事をしたいのか考えておいたほうが良いでしょう。

歯科医師の平均年収

男性 女性
30~34歳 659万 605万
35~39歳 795万 655万
40~44歳 963万 716万
45~49歳 1136万 1094万
50~54歳 1144万 1151万
55~59歳 1091万 1060万
60~64歳 1085万 1056万

これは、厚生労働省が2010年から2015年にかけて行った調査内容(賃金構造基本統計調査)をわかりやすくまとめた表です。年代によって年収が大きく異なることがわかります。

注目いただきたいのは、30代の平均年収が600万円台であること。そして45歳以降の年収が横ばいになっていること。これらの情報から、歯科医師の年収をあげるには約20年のキャリアが必要だと推測されます。50代までに年収1000万円を目指すなら、34歳までに歯科医師になるのが望ましいでしょう。

平均年収1,000万円超のもう1つの理由は開業医?

45歳以上の歯科医師は、これまで歯科医院や歯科口腔外科で学んだ知識・磨いた技術をもって独立し、開業医になる方が多いのです。

厚生労働省が2015年に行った調査(第20回医療経済実態調査)によると、開業医(個人診療所)の年収は1274万円でした。このデータから、45歳以上の平均年収は開業医が引き上げていると考えられます。

歯科医師になるには資格が必要?

歯科医師として働くには歯科医師免許(国家資格)が必要です。歯科医師免許をもたずに歯科診療を行うと医師法違反で逮捕されてしまうのでご注意ください。

歯科医師免許を取得するには、まず日本国内にある6年制の歯学部または歯科大学を卒業し、歯科医師国家試験に合格する必要があります。また、歯科医師免許を取得した後もすぐに歯科医師として活躍できるわけではありません。1年以上の臨床研修を受ける必要があることを頭に入れておきましょう(※臨床研修は2006年の法律改正に伴い必修化されています)。