眼科医の仕事内容について

眼科医の仕事の内容について

高齢化社会のスピードが一気に加速している日本の現代社会において、白内障・緑内障・糖尿病による網膜症や加齢黄斑変性等の疾患は今後も増加傾向にあります。
また、レーザーによる視力の矯正治療等、眼科医療の技術発展により、かつて治療ができなかった病気でも、治療ができるようになったことを背景に、眼科医の需要は今まで以上に増えると予想されます。

また視覚障害の有病者も年々かなりの増加傾向にある為、2030年には200万人にまで膨れると言われています。
眼科医が活躍するフィールドは、ますます広がっていくことになるでしょう。

一方で、高額給与を得られるとして、たくさんの求人があったコンタクト処方の関連業務においては、報酬診療の改定があった背景もあり、募集が減少に傾いてしまいました。
しかしながら、眼科医には救急がありませんので、ライフワークバランスが非常に良い職業とされていますので、臨床研究の成果を論文にし、学会で発表することも十分にできる時間の余裕がある職業と言えるでしょう。

眼科の開業医の収入は?

気になる眼科医の収入ですが、都心では病院勤務の雇われ眼科医が多いのに対し、地方では開業医が多い傾向にあります。
全体的には勤務医54%、開業医45%という結果になります。
レーシック手術により、開業医の年収は一時かなり高くなったのですが、法整備によって、その頃に比べると落ち着いているようです。
手術によるリスクもある上に、初期投資も高額な眼科医の開業は、ハイリスク・ハイリターンの要素があるようです。

眼科専門医の資格とは

日本で眼科医になるには、医師免許を取得して届け出を出せば、診療科を選ぶことが可能です。
つまり、医師免許を取得し、眼科医の看板を出せば眼科医となれるのです。
しかしながら、眼科医の資格は存在しており、これは、日本眼科学会で、ある一定の期間研修を受け、眼科についての知識を深めます。
条件としては、日本眼科学会及び日本眼科医会の会員である必要があり、学会が認めた眼科の研修施設で5年以上診察・検査・治療・手術等のトレーニングを受けます。

その後、年一回行われる専門医認定試験を受験して筆記試験・実技試験に合格すると眼科専門医と認定されます。
眼科専門医として認定を受けると、日本眼科学会のホームページに名前が掲載されます。
試験に合格しても資格は5年毎に更新となりますので、その間眼科医として診察業務を行うのはもちろんとして、きちんと学会にも参加し、勉強をし続ける必要があります。

これは、自らに厳しい条件を課して、資格を維持している眼科専門医であることは、眼科を受診する患者さんにとっても、一定以上のレベルを持つ眼科医としての証明に役立つと考えられます。